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2004年09月14日

生サンマ(秋刀魚)の独り言

「僕、サンマ。秋になったら、全国の店で大量に出回る、秋の有名人なのさ。
 どんなに魚が嫌いでも、一年に一度は、僕を食べないといけない。
 これ、日本人のおきてみたいなものさ。
 
 僕が一番うまいのは、9月に入ってからの時期。新物として、夏ごろから出回るけどね、
 北海道東沖から三陸、女川港などで水揚げされる頃野が一番おいしいのさ。
 子供のころは、黒潮に乗って、北海道の東の沖に行間でいくんだ。
 そこで、たくさん餌をくって、どんどん太るわけ。

 そして、秋に向かって、なんか開始!
 11月ごろには千葉県銚子港、外房、伊豆、紀伊半島まで下りてくると脂がぬけぬけ
 のやせっぽちになって、食べてもパサパサってワケ。寿司にはいいんだけどね。

 まあ、新物で出始めのころはかなり高値だけど、そのころ去年のヒネ物も出回るから
 僕を買うときは気をつけて欲しいの。

 せっかくだから、脂ノリノリのおいしいときのものを食べて頂戴!!」


魚で、代表的な秋の味覚といえば、何といっても「サンマ」

漢字からして「秋刀魚」ですから、文句の付けようがないでしょう。






さて、脂の乗ったサンマを七輪で焼く光景は、もう昔の話。

最近は、煙もくもくでサンマやいてると、それこそご近所からクレームが

きそうですね。



でも、ひもの好きにはそんなことは言ってられません!!

「年に一度ぐらい、煙ボウボウでもいいじゃないか!!」

ご近所の皆さん、ぜひ、お許しください。





■サンマの選び方



  くちばしが黄色いのが脂の乗ったサンマ



  おなか周りがふっくら。紺色のラインがしっかりしたものを。
  よく超えた大型のほうがおいしいですね。  




■北海道から生サンマ到着!!





北海道からスチロールに凍り水につかったまま届きます。


よーし!お目めもきらきら。鮮度抜群!でも、つめたーい!


うん!しっかり、ずっしり!脂乗ってます!
さて、この生サンマを「サンマの開きに仕上げます。




投稿者 tasuke : 2004年09月14日 14:44

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